コロナ関係の補助金申請
京都市で飲食店を営業している私が、現在申請できる補助金、支援金は、以下の3つ。
1.国に申請する【持続化給付金】
2.京都府に申請する【京都府支援給付金】
3.京都市に申請する【京都市中小企業等緊急支援補助金】
先日、上記3つの申請を完了しました。社労士さん、税理士さんには、頼っていません。
手数料払うくらいなら、自分で調べる!やりきる!
それが、小規模経営の鉄則!(持論です、、)
どれも、申請自体は難しくなかったのですが、必要書類の用意が肝でした。
それぞれの申請のポイントをまとめてみます。
【持続化給付金】
支給額: 中小法人-上限200万円 個人事業主-上限100万円
基本情報は、専用ページ[持続化給付金]に全て記載されています。
POINT1. 給付対象者となるかチェック!
※ コロナの影響等で、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月があること。
これが、ほぼ唯一の条件!
POINT 2. 申請期間をチェック!
≪令和2年5月1日(金)から令和3年1月15日(金)≫
POINT 3. 必要書類と必要データを用意する!
<必要書類> 以下は、証拠書類として申請手続きで、アップロードしなくてはいけないため、スキャンか、写真を撮り、PDF・JPG・PNGいずれかの書式で保存しておく。
- 確定申告書類 [確定申告書第一表(1枚目)及び所得税青色申告決算書(1,2枚目)]
- 収入が50%以上減少した月の売上台帳等
- 給付金を受け取る口座の通帳の表紙と、1,2ページ目
- 本人確認書の写し[運転免許証の場合は、両面]
※ 確定申告書第一表の控には、収受日付印が押印(受付日時が印字)されていること、e-Taxによる申告の場合は「受信通知」を添付することが必要なので、要注意!
<必要データ> 以下は、アップロードの必要はないので、数字だけ調べておく。
- 前年度の年間事業収入額 [所得税青色申告決算書の売上(収入)金額]
- 収入が50%以上減少した月の月間売上額
- 収入が50%以上減少した月の前年度の売上額[所得税青色申告決算書の<月別売上収入金額>]
以上の情報を揃えることができれば、あとは、入力していくだけ!
ずっと下のほうに表示されている、オレンジボタン「申請する」をクリック。
持続化給付金 申請仮登録ページより、入力をスタート♪
入力したメールアドレス宛に確認のメールが届くので、リンクをクリックすると、本登録へ進むことができます。
住所や、業種、設立年月日など、基本情報から入力し、揃えた必要データを入力、必要書類をアップロードして、申請完了となります。
申請完了画面が表示されると、とりあえずは、完了♪
ちなみに、完了メールなどは届かず、イマイチ手応えがありません。
不安になり、LINE で、問い合わせてみました(汗) すると、特に完了メール等はなく、マイページに、申請番号が表示されていれば、申請完了しているとのことでした。
[申請・受取について] のプルダウンメニューの[申請内容の確認] クリックで、マイページを見ることができます。
とりあえずは、申請完了したようなので、一安心。
【京都府支援給付金】
支給額: 中小企業・団体-20万円、個人事業主-10万円
基本情報は、京都府の京都府休業要請対象事業者支援給付金についてページに記載されています。
POINT1. 支給対象かどうか、チェック!
※ 基本的には、府の要請に従い休業したり、時短営業していれば支給対象となる
POINT 2. 申請期間をチェック! 期間が短めなので、急いで!
≪令和2年5月7日(木曜日)~令和2年6月15日(月曜日)≫
POINT 3. 必要書類を用意する!
※申請方法は、WEBと郵送とあるので、WEB申請の場合は、PDF、JPEG、JPG、PNG形式で保存しておく、郵送申請の場合は、プリントアウトしておく。
- 直近の確定申告書 (※税務署の受付印又は電子申告の受信通知のあるもの)
- 直近の月締め帳簿など
- 店舗の外観、内観の写真
- 営業許可証
- 免許証の表面と裏面
- 府の要請に従って、休業又は時短営業をしている証拠書類(告知のポスターやHP、DMなど)
- 給付金を受け取る口座通帳の情報
以上の必要書類が揃ったら、WEB申請画面に従って入力 or 郵送します。
WEB申請の場合は、[WEB申請入口] という青いボタンから申請画面へ。
基本情報を入力&必要書類をアップロードして、一番下の[申請]ボタンをクリック♪
申請が完了すると、自動返信メールが届きました。
これで、申請完了!
【京都市中小企業等緊急支援補助金】
支給額: 上限30万円
この補助金は、上記2つの給付金とは種類が異なり、コロナ対策のために要した経費の3/4か4/5を補助する、というものです。
基本情報は、京都市中小企業等緊急支援補助金の募集についてに全て記載されています。
POINT1. 支給対象か、チェック!
※ 直近1ヶ月売上高が前年比50%以上減少していれば、支給対象となる
POINT 2. 申請期間をチェック! 無謀すぎる郵送期間の短さよ、、
≪令和2年5月11日[月]〜同月15日[金] 当日消印有効≫
※ 郵送のみで受付、WEB申請などはなし!
POINT 3. 応募に必要な申請書をダウンロード&申請書記入に必要なデータを用意する
<申請書をダウンロード>
こちら補助金の詳細ページ下の方から、申請書をダウンロード
(パソコン入力することを前提に、Word形式をチョイス。かかった経費を箇条書きで全て記入しなければならないため、手書きは無理だと思います)
<添付書類のコピーを用意>
申請する経費の領収書または、納品が完了していない物については、見積書を用意する
<必要データを用意>
① 直近1ヶ月の売上高
② ①の月の、前年度の売上高
※ ②-①の減少額が、②の50%未満の場合は、申請対象とならないため、申請できません
<申請書に記入>
1.連絡先・書類送付先
2. 事業者の概要
3. 添付書類の確認
4. 新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少
5. 事業実施(予定)期間
6. 補助対象取組(事業)の内容等
7. 事業経費
8. 収入(国,府,他団体等からの補助金がある場合のみ記入)
9. 補助申請額
1~4 は、問題なく記入できます。
5. は、6で記入する事業の期間を、決めて記入するとのこと。まだ、納品が完了していない事業の場合は、申請最長期間である、9月30日までを指定する。
6. は、私の場合は、下記の2つの事業を申請
[衛生対策]・・・アルコール消毒液、マスクなど
[テイクアウトの強化]・・・テイクアウト容器、シール、カトラリーなど
7.は、6に記入した事業に関係する経費を書き出していく。私の場合は、テイクアウトに関する経費の数が大変多く、指定されている用紙の枠には収まりきらなかったのですが、問い合わせると、複数枚に渡ってもいいということだったので、指定の枠を伸して、3枚くらいに渡り記入しました。
ただ、最後に経費の合計を記入しなければいけないので、総合計を計算しておきます。
8.9. も、問題なく記入できます。
全て記入したら、封筒に入れ郵送して、申請完了!
気になるのが、売上高など記入はしましたが、帳簿や確定申告書類等の提出は、求められていません。今後、申請が必要になるかもしれませんね。
あと、私もですが、申請時点で完了していない事業については、完了後に事業実績報告書を提出しなければなりません。
事業実績報告書の提出時に、また、メモりたいと思います!
以上で、取り急ぎ、現在申請できる補助金については、全て申請完了!
今後、給付金が振り込まれた、問い合わせが来た、といった動きがあれば、メモりたいと思います!
-
前の記事
さて、始めてみよう 2020.04.20
-
次の記事
コロナ休校中、無料で学ぶ 2020.05.11